こども環境学会 について
 
◆「こども環境学会」とは
1.目的

   「こども環境学会」は学問の領域を超えて、こどもを取り巻く環境=「こど
もの環境」の問題に関心や係わりのある研究者や実践者が集い、共に研究
し、提言をし、実践してゆくなかで、こどもの成育に寄与する環境科学を
確立し、こどものためのよりよい環境を実現することを目的としています。

2.活動の骨子
 目的を遂行するために活動の骨子を以下のように設定しています。
(1)各学問分野の連携による学術研究体制の確立
(2)生活、環境、まちづくりなどの総合的な領域へのアプローチ
(3)こども環境に関わる啓蒙活動、施策の提案と推進
(4)家庭、保育、教育、地域、行政などの現場との協働、など

3.具体的な事業
 目的と活動骨子に基づいて9個の事業を展開しています。
(1)学会大会、国際シンポジウムの開催(毎年4月)、セミナー、シンポジウム等の開催
(2)各種研究会の開催、資格講習会の開催
(3)学会誌・論文集「こども環境学研究」の発行(年3回)
(4)こども環境に関する優れた業績の顕彰「こども環境学会賞」
(5)国内外の関連団体と連携及び情報提供、国や自治体、各種団体に対する施策提言や助言
(6)こどもの環境づくりの実践と支援、など

◆◆学会の特徴 
 こどもを取りまく自然環境や人工環境それに社会環境などを総合して環境と
位置付け環境づくりをするところに本学会の使命があり最大の特徴となっ
ています。
 会員については、職種別にみると、大学関係以外の市民や社会人が5割も占め
ています。内容別分野別では、建築・都市系、保育・教育系と福祉・医療
系で学会がバランスよく構成されています。

◆◆各地のこども環境研究会
こども環境学会には11個の専門委員会があり、そのうち地域に根差して活動す
るいわば支部のような委員会として、こども環境研究会北海道、こども環境研究会関東、北陸こども環境研究会、東海こども
環境研究会、こども環境研究会関西、の五研究会があります。
地域の実践活動について発表
の場の提供や知的交流を目的として活動を行っております。