19年度第9回 街中ゆったりカフェ メモ 日時 :2019年12月25日水曜、13時半〜15時 場所 :音杉コミユニセンター 出席者:aok、to、hay、bun、の4人 題目 :中央日本の地質地形について 進行役:bun氏 (1)地層の年縞について ・年縞;樹木なら年輪のように、長年の堆積による地層の縞模様。 ・年縞博物館が福井県三方五湖に所在。 ・水月湖湖底地質には0.7mm/年の薄層で7万年の縞模様が存在。 ・年縞明瞭化の理由   年ごとの堆積層が厚くならず ←湖の周辺が山で囲まれ、流入河川なし。   不純物含まず        ←風による漣もないので、水中酸素少ない。                   生物生育せず。   湖底が埋まることなく長年の堆積←当該地域が順次沈降。 ・年縞の利用価値   年代測定。C14の年代測定の基本データーとなる。 ・他地域 みくりが池では湖底下95cmまで3380年分の年縞が発見(2003年)         かつて観光汚染、今は汚染防止策功を奏す。 (2)フォッサマグナパークについて ・フォッサマグナの意味:大きな溝       糸魚川・静岡構造線のことと勘違いされる方が多い。 ・所在 :西端は糸魚川静岡構造線、東側は柏崎千葉構造線(最近発見)。 ・当該地:日本は4個のプレートの上。       ユーラシアプレート、北米プレート、フィリピン海プレ^ト、太平洋プレート      東日本と西日本は中央部で折れる様相。 (3)富山県全図をみての歓談  全図を見ながら以下の題目で談義。。 ・有峰湖や黒部湖について   有峰湖の水力発電量はさほどではないこともあってか   有峰水系は都会の電力会社ではなく地元電力会社の管轄。 ・修験者   修験者が薬草をいくつも発見。鉱脈も発見していたのでは。   行基や空海も山師の一面があったという(諸説あり)。 ・地獄谷の硫黄、   室堂乗越から早月谷に沿って平野部に運搬。 ・低湿地域   県内の低湿地域は、(越の潟含む)小杉以北、氷見。   大型の排水機場が分散配置で洪水に対処。   かつては胸まで使って水田作業。 ・洪水について   低地の住民には洪水時の避難認識が低い。   理由は、県内では高台の土地が多いことで勘違いすることにありか。