18年度第10回 街中ゆったりカフェ 記録                    2019.1.30 日時:19年1月30日水曜、13時半〜15時 場所:上市町音杉コミユニテイセンター 出席者:8人(Gos,tak,to,to,hir,bun,yamg,yamz) 内容は、箇条書きにして記すことにした。 (1)NHKBSにて、2018.11頃放映の番組 「剣岳のなぞに迫る」1000年前の剱岳修験道       伍島さんがTVモニター持参で録画を鑑賞 (2)前人未到の登頂:柴崎芳三郎陸軍測量隊  錫杖頭を山頂で発見→1000年前に修験者が登頂   →何処をどうやって登ったのか。   →この謎を解明に実際に登頂ルート踏破      冒険家高橋大輔氏と山岳ガイド多賀谷治氏により。  ・高橋氏:ロビンソンクルーソの実在を証明。他多数のことを実証。  ・多賀谷氏:剱岳のありとあらゆるルートで登頂。        剱岳のスペシャリスト、ヒマラヤにも遠征。 (3)山岳信仰  奈良時代に始まり、平安時代に栄える。  錫杖:山岳信仰の修行の再の道具。      邪気をはらう。大地の霊を沈める。     金剛爪から時代判定可能、当該物は平安時代と断定。 (4)登頂ルート  別山ルート  :ポプラールート。垂直壁が立ちはだかる  早月尾根ルート:垂直壁ないが水確保できず  推察ルート  :立山川からのぼり途中で早月尾根へ (5)推察ルート   川登り→ 菊石(高さ20m) →川登り、幾度も川を横断、   いくつもの大みな岩をのぼり    →砂子の岩屋、休憩ニピッタリ→ 川登り、   →ハゲマンザイから沢登りで尾根に出る   →尾根伝いに頂上へ (6)修業   登山中。大きな岩は神谷取り付く。川水は清める。   邪気をはらい神に対面、神と一体になる。   神の力を得るとか新しい生命を得るとか。     信仰を確かなものにするために登る。   剱岳全体を神としていた。 (7)登頂ルートの基点   上市町黒川(今は遺跡で有名)    剱岳を仰ぎ見るロケーション     寺院で本来大切に保管の「とっこしょ」が出土。     →それなりの格式があったことの証拠。 (8)登頂者一行の感想   なぜ登る;登る途中が試練。自然のもとで自分と対話できる。 (9)会場の声 ・3000m級の山から深海まで一気に駆け下る地形は世界でここだけのよう。 ・立山地獄谷では硫黄採掘、夏場は常願寺川に沿って運び、 冬場は番場島に運んでいた。 ・仙人池の近くのモリブデンの鉱脈あり。採掘していた。