第65回 朝活かみいち の記録 日時:17年4月6日(木)7時〜8時 場所:M's cloud(上市町文化研修センター1階) 進行役:碗澤さん(フルーツスタイリスト、ローフードマイスター) 参加者14人(町内8人、新人2人(千葉1、富山1)) ◆ まずはじめに進行役からは皆さんに「好きな果物 は何?」と問いかけられ,「スイカ、ブドウ、マンゴ・・」 と皆さんが応え、ウオームアップが始まりました。  次いで、進行役から自身の紹介を皮切りに、本題につい てローフード愛好ならではのやさしい雰囲気がかもしだされる なか、なめらかな語りで話が進められておられました。 以下に話の内容を箇条書きにいたします。 ◆ (1)ローフードとは  ローフードをスローフードと誤解されがちなので、まずはローの意 味から語りが始まりました。Raw(ロー)とは生の事です。特 にココナツオイルの概要と使い方などをはなします、と。 (2)酵素のはなし (2.1)酵素には潜在酵素と代謝酵素があります。代謝酵素 の働きは; ・栄養物質を体内の細胞に届ける ・毒素排出、自然治癒力、免疫力にかかわります。 (2.2)食物の酵素の摂取は次の二種あります。 ・生の食物:酵素を摂取       野菜、果物、生肉、魚等 ・発酵食品:味噌、納豆、等 (3)人間の健康歴史について ・ピタゴラス(BC5-6):生野菜が健康にいいと主張 ・エドワードバ-チャー 1897:酵素発見 ・1910年代:鈴木梅太郎、カジミール・フンクがビタミン発見 ・1990年代 エドワードハウエル:食物酵素の父 (4)ベジタリアン:健康で生命力ある人のことが語源 (5)ローフードの効用 ・低カロリ密度  →(多く食べるので)満腹感に ・食物繊維豊富 ・必須脂肪酸が多い ・コレストが少ない ・びたみんやミネラルが多い ・抗酸化物質多い ・高アルカリ          (肉多食なら酸性となるので) (6)摂取 ・調味料をローフードとして使う   味噌、ドレシング、ココナツオイル  (7)中鎖脂肪酸  エネルギーになる。ダイエット効果もある  エネルギー補給に最適。バターなどに多く含有。 (8)ローフードデイナー会の実施  3年前から実施している。 ・ビビンバ 大根を免状にすると麺となる ・ながしベジ麺 大根とにんじんで ◆ 質疑応答では、皆さんからは、平生の調理の話を織り 交ぜながら碗澤さんに矢のような質問が続き、スピーチ最中 にもデイスカッションラリーで盛り上がりました。そのうちのい くつかを記します。 (1)なぜローフード Q.なぜローフードをはじめられたのでしょうか ・もともとアレルギー対応ゆえに加熱食やローフードに関心があり ましたからです。アレルギーについて一言。アレルギーででジンマシン が出るほうが体にはいいのです。 そうでないと、いつかは大きな病気になるのです。 (これについては、自然になすがままにするのが一番との ニアンスでした。薬でアレルギーを止めることも含んでいるかも しれませんが、確かめてはおりません。) C。上記質問は質疑応答の時間帯で出たものです。これが スピーチ冒頭にあればと思いましたが、逆に最後を締めくく るまとめとなって、全体的にスピーチがすごくしまってみえ ました。 C。そうかあ、アレルギー反応も体の自己防衛システムだ ったのですね。 (2)食事で C.日常では野菜でも生のまま食べることはほとんどなく 加熱しています。ローフード食もいいですね。 Q.ローフードデイナーでは他にメニューは。 ・ローカレー、ハンバーク、パスターなど何んでも野菜でつくります。 またご飯ものもあります。カリフラワーがご飯となります。 Q.ナッツはどう使うのですか。  ナッツをどんな風に使うんですか。 ・生では使わず。温めて酵素を出してやるとカロリ-が半減す る。そうしたナッツを普通に使います。 ◆まとめ  ローフードは健康に良い食であり、アレルギーが目立つ今日だか らこそ、もっと食べ物の本来的な働きを見出して食し、楽 しい毎日を送りましょう、というように編者が解釈いたし ました。 椀澤さんに朝活の感想をおききしましたところ、他の講 習会では椀澤さん自身が聴衆に「これはどうですか、あれ はどうですか」と質問したり感想を求めたりしていたのに 対して、朝活では矢継ぎ早の多数の質問にびっくりでした もののとても楽しいトークラリーでした、とのことです。  今回朝活の今一つの特徴は、「朝活かみいち」の評判を 聞きつけて千葉からつわもの女性の方がやってこられたこ とです。しかも、すごくおもしろかったとのことです。地 元民として喜ばしい限りです。  碗澤さん、皆さん、エムクラさん、ありがとうございま した。