朝活上市　第63回記録
日時：2017年3月16日木曜、7時〜8時
場所：M's Cloud（上市町文化研修ｾﾝﾀｰ）
参加者：18人（町内10人、初参加0人）
進行役：伊東将太さん（ﾃﾞｻﾞｲﾅｰ）
ﾃｰﾏ：
  日常生活に役立つ！かもしれないデザインの視点

◆ 今回は、朝活第1回の進行役を務められました
伊東さんが二回目として登場です。まず、「好き
なおつまみは何」の伊東さんからの問いかけにつ
いて参加者各位は「ナッツ、塩から、枝豆、チー
ズ、など」と応えておられました。こうしたやり
取りは、伊東さんの「好みｲｺｰﾙデザインの源」と
いう思いををさりげなく皆様に感じていただいた
かのようでありました。
　続いて、伊東さんは「デザインの詳細ですとな
かなか難しくなるので、むしろデザインの心意気
を生活に生かすように」という観点で、自分の作
品を持ち込まれての話となりました。以下にまと
めてみます。

◆内容
＜１＞デザインのプロセスについて5段階でとらえ
ていて、自分の作品例を紹介しながら話を進めて
おられました。
(1)主役や配役を決める。ﾌﾞﾚｽﾄで絞り込み情報整理
(2)誰のため何のため、相手方を意識してさらに
　　情報整理
(3)ｱｲｷｬｯﾁ：サインコール　
(4)二度興味を引く
　　文字でひきつけ、そこから写真で展開。
　　興味はいい違和感で。固定観念や先入観からずらす。
(5)持ち味を生かす
＜２＞その後、皆様の生活へということでヒントに
なればとのことで、「心がけは自分の得意なものを
いかす。ﾃﾞｻﾞｲﾝ五項目はどこにも使える」と主張さ
れ、「特に情報整理と発信の仕方を考えること」と
言葉を足されておられました。
＜３＞なお、紹介された作品は上市町の観光用のグ
ラフィックスで「フォトロゲ、秘密基地、雪フェス、
大岩おわら」などでした。

◆終わった後、個別な質疑応答でｱﾌﾀｰﾄｰｸをたのしみ
ました。いくつか列挙してみます。
・雪フェスは、遠くから見る都と近寄ってから見る
のとでは印象がまるで変わってますね。これも二度
興味を引くということですね。
・はい、そうです。
・さらに一皮もふた皮も剥けて欲しい。頑張ってく
ださい。

　進行役および参加の各位、ならびにM's cloudさん、
ありがとうございました。