第60回朝活かみいち  題目:たまご屋が思う良いたまごと、     たまごから見えてくる農業と地域  進行役:安井実枝子(安井ファーム)  2017年2月16日(木)7時から8時まで  サンシャイン1F  16人参加(町内9人、新0人)  卵という一番身近な食材について、 皆様に安心安全でおいしい卵を食して たのしみましょう。ここにその話をします。 といったようなことで話が始まりました。  最初は、卒業後から卵農家への話、次に 卵生産の話がありました。話の骨子は、 「卵の良しあしは鶏が健康でいること。 これには、いい飼料を食べ、必要な運動をする 事」とのこと。以下に箇条書きにしてみます。 ●飼料 ・資料は、トウモロコシ、油粕、魚粉など。 安心安全な卵には、安心安全な飼料が不可欠。 ところが、近年は、遺伝子組み換え穀物がほ とんど。自分所ではそうしたものを使わない ようにしている。また、魚粉でも、大型魚の 内臓は重金属がたまりやすいので、小型魚の ものにしている。 ●鶏の生態 ・外に話すとき、メスはあちこち遠くまで駆 け回っているが、オスは地下までたむろしている。 ・鶏はミミズなどを食している。草も食べたり するが。 ●卵 ・卵の色は、資料に大きく影響受けている。 トウモロコシならば黄色の卵、米ならば白っぽ い色。 ●卵料理 ・皆さんからは、卵料理についていちばんは卵焼 きと目玉焼き、との声。安井氏は卵を冷凍にし て・・といっておられた。(聞き取れず) ●地域 ・今の生産量を維持するために、年間の鶏が食す 米ならば上市町の生産量の1割くらいの米がいる。 ・地場の養鶏をどう育てていくかは、地域全体の 問題です。 ・地産地消で、地域は応援すべきです。 講演が終わった後も、語り合いがおわらず、盛り 上がっていました。皆さんにとって、 やはり食の問題は最大関心事であること、といった ことなのでしょう。